関西2006五月シリーズ その4
落穂拾い編


 阪和方面を攻め立てた昨日に引き続き、本日もおでかけすることに。さて、今日はどうすっぺかなーと思いいろいろ考えたところ、大きなところを攻めるか、それともちょこちょこと残ってる部分を攻めるか。大きなところといえば南海高野線や近鉄南大阪線系統なんですが、それらはまた乗りつぶしに来た時でも出来るしその方が簡単なので、行き当たりばっ旅で片付きそうな都市近郊部にチョコチョコ残ってるものを片付けることに。
 てことで、朝もはよから出発。

5月21日
 いっつもJRの吹田駅からスタートしてましたが、今日は阪急千里線の豊津駅からスタート。というのも、関西に滞在している間に居る場所から、JR吹田駅に出るのも阪急豊津駅に出るのも変わらんと言うことで。てか、今日は方向性からしてこっちのほうがいいの。それに、ゴムタイヤ系編の時は、最終的にここで降りてるしな。

 てことで、非常に良いお天気の中、千里の丘を歩いて阪急豊津駅へと到着。ここから北上して、山田駅へ。日曜朝なので、乗客の乗り様もそこそこ。千里の丘を軽やかに登りながら、終点ひとつ手前の山田駅で下車。ここで、大阪モノレールへと乗り換え。

 やって来たのは、彩都線スペシャルマーキングの編成。これに乗って、一路大阪空港へと向かう。
 山田から隣の千里中央までは以前の乗りつぶしで乗っているので、これを繋ぐ形で千里中央から出発。延々と高速道路と併走してきてる大阪モノレールですが、ここもしばらく中国道と併走。柴原を出発した先、中国自動車道豊中料金所付近で道路の北側から南側に渡り、さらにその先でけっこう急なカーブを描いて中国自動車道とお別れ。南へ向きを変え、今度は阪急宝塚線の線路脇に取り付く。そのまま併走して、蛍池に到着。もうこの駅のすぐそばには大阪空港が。蛍池を出発してお互いにカーブして分かれると、大阪モノレール線は大阪空港に向かって180度くらいカーブ。このカーブも、道路のカーブや都市高速のランプにあわせて走るために、うにうにとうねってると言うか、なんというか。
 ということで、広大な大阪空港を左手に見ながら大阪空港駅に到着。これで、大阪モノレール線は完乗。

 終端部分は先まで伸びてるけど、これはオーバーランを意識したつくりなのかな? 当初の構想では大阪空港と関西空港を結ぶっていう構想だったらしいし、一応西端まで来てるからこれ以上は伸ばすつもりがないんだろうね。延ばす先もないだろうし。
 さて、せっかく大阪空港まで来たんだから、飛行機見るしかないでしょー、と言うことで展望デッキまで上がる。この前の日も関西空港行ったけど、バンバン飛行機来ると楽しいなぁー。やっぱしEOS20D持ってくればよかったなー。と思った。まぁ、手持ちのデジカメでもそれなりに撮れたんですけどね。
 約1時間ほど飛行機を眺めて、再び大阪モノレールへ乗車。うねねねねね、ってな感じで動くモノレール独特のポイントを渡って来た道を戻って、太陽の塔とエキスポランドに挟まれた万博記念公園駅へ。

 太陽の塔。え〜なぁ……。(わかるひとだけわかってくれぃ)
 ここで彩都線こと、「国際文化公園都市線(長過ぎる!)」へと乗り換え。どうせ、2007年春には延長開業することがわかってんだけど、とりあえず乗っておく。あ、いま思えばなんか無駄なことした気もするなぁ。まだ先のほうまで延長するらしいし。
 彩都線の列車は中線へ到着。これも日記で言及したけど、本線の大阪モノレール線(門真市方面)が内側線を走るのに、駅は外側に到着。彩都線が外側線を走るのに駅は中線に到着。平面交差してるから、個人的にはあんまり気に入らないのよね。まぁ、作った順序的にそうなったのは仕方ないだろうし、ダイヤ編成上も問題ないんだろうけどね。

 てことで、ポイントをうねうねと走りながらその平面交差を踏み越えて到着した列車へと乗車。ちょうど場所柄に合った、エキスポランドのスペシャルマーキング列車でした。
 あとから到着した大阪空港行きと接続を取って発車。これまたうねうねとポイントを渡って平面交差して、外側の彩都線へと進入。左に折れて本線と別れ、高速道路を渡った先に公園東口駅。左手に万博記念公園を眺めながら公園脇の道路上を走り、右にカーブをしたところで終点の阪大病院前に到着。

 目の前に阪大病院があって、ここに来るひとでそれなりに利用者があるのかな? さて、これで大阪モノレールは完了。また延長開業したら、乗りに来にゃいけんな。
 さて、再び万博記念公園まで戻り、南茨木駅から阪急京都線で四条駅、さらに京都市営地下鉄烏丸線で烏丸御池までやってくる。この間はすでに乗っているところなので割愛。

 ここから、京都市営地下鉄東西線で六地蔵を目指す。すでに、以前の乗りつぶしで京阪京津線を乗った時に御陵駅までは乗っているので、その先の区間を乗りつぶし。てか、あの時は六地蔵までの延伸が間近だった関係で、東西線は完乗しなかったのよね。
 やって来た列車に乗って、終点の六地蔵を目指す。っていうか、地下区間なので特に見所も何もなく。いや、別に手を抜いてるわけじゃないよ。いよいよ(・∀・ )

 これで、京都市営地下鉄も完了。まぁ、ここもまた二条から天神川まで延伸されるし。乗りにこにゃいけんのだけどね。
 さて、ここから再び移動。JR奈良線六地蔵駅まで行って、いろいろ乗り継いで今度は近鉄生駒駅へ。この間もすでに乗っている区間なので割愛。いや、別に手を抜いているわけじゃないよ。いよいよ。(・∀・ )

 てことで、生駒駅到着。ここから、新たに開業した近鉄けいはんな線に乗車。東大阪線も含めて「けいはんな線」に一体化したので、乗車区間は生駒〜学研奈良登美ヶ丘ってことに。
 東生駒の車両基地の横(この本線も、開業前までは車庫線だったらしい)を通って、トンネルに突入。最高速度が95km/hらしいけど、けっこう飛ばしている感じもする。このトンネルも長くて、もともとが地下鉄だから地下鉄と変わらんなーって気が。でも、このトンネルは山岳トンネルだし、山岳トンネルに第三軌条鉄道は似合わんなー。
 トンネルを抜けると、掘割の中にあるような駅の白庭台。再びトンネルに入ると、あっという間にトンネルを出て日の光を浴び、学研北生駒。思ったよりも郊外というより、田舎っぽい。再びトンネルを通ったところで右側に列車の留置線が現れて、終点の学研奈良登美ヶ丘へ到着。

 ここからさらに延伸する計画もあるみたいだけど、延伸する方向の高台になんか階段が設置されてるんですけどね。ホントに延伸するとなったら、あの階段どーするんだろ。

 駅の周り、まだな〜ぁんにもなかった。駅に出てくるにしても、バスか車じゃないと出てこれないんじゃないかなぁ。
 さて、これで今日の行程は終了。移動距離にしてはけっこうなもんだけど、完乗した距離はたいしたことなかった様な気がするなぁ。


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