※車両基地のお話より編集して再録
ホンマにど〜でもいい様な話なんですが、
鉄道模型の塗装に関してなんです。
上回りはいいとしましょう。
下回りなんですが、
新製当時の色に塗られてるんだよね、あれ。
もしくは、全検明け。
全検明けだとちょっと怪しいけど。
ところが、
鉄道車両の下回りをよく見てみますと、
大抵茶色になっています。
これは、
走っている最中にホコリとか土とかを巻き上げて、
床下に引っ付くからです。
よって、
リアリティを求めるモデラーのみなさま。
床下機器は茶色っぽく塗りましょう。
参考までに
207系2000番台T台車
新製間もない207-2000のT台車ですが、
指定色のライトグレーまんまです。
まぁ、全然走ってないからなんですが。
207系台車
で、相当走ってる207系の台車。
茶色です。
ホンマはこいつもライトグレーに塗られていたんです。
でも、走行してるうちに色が変わっちまいました。
理由は前述の通り。
台車だけじゃなくて床下の機器もね。
よって、
113系の原型車なんかが、
床下を黒光りさせて、
209系なんかと一緒に走っているのはなんか違和感があります。
古い車両になると、
永年の取れないホコリがついちまってます。
全要検入っても、
床下の機器はあんまりペンキ塗りません。
拭き掃除するくらいです。
※新幹線はきちんと色塗ります。
あ、台車だけはちゃんとペンキ塗ります。
でも要検だと台枠だけ。
よって要検明けの車両は軸受けが汚れたままです。
参考。
岡山区にやって来たもと下関室の広島色105系。
岡山区にあって、唯一の広島色105系で注目されてるみたいですけど、
台車が要検明け状態でした。
要検明けの台車は、だいたいこんな感じです。
ただ、ちょっと調べた所、この編成要検が11年8月なんで、転属前に台車だけ履き替えた可能性もなきにしもあらず…。
さらには、交番検査による床下のちょっとした汚れの違いなんかもあります。
宮原なんかは、
取り外した機器のフタをきれいに拭き掃除します。
よって、
宮原所所属の113とか103とか117をリアルにペインティングする時は、
主制御器とかの主要機器のフタ部分の汚れを、
少し軽めに汚しかけるといいと思います。
あーでも、
Nなんかは無理みたいなもんだし、
HOかOじゃないとこの手の汚しは無理かも。
ど〜でもいい話でした。