電GO!新幹線の構内無線に関するどうでもいい考察


なっげえタイトル名。

さて、

電車でGO!山陽新幹線編で、

広島発博多行きこだま579号を運転すると、

博多南まで行ったあとに博多総合車両所へ入庫できるというイベントがあります。

まぁ、後藤から言わせてもらえば、

博多南駅そのものが博多総合車両所の一部分なんですが。

これ前から聞いて知っていたのですが、

先日初めてやってみました。

なにせその昔入り浸っていたところですので、

見慣れていたせいでいろいろとダウトが…。

線路右側の構内道路が緑地帯になってんなぁ。

あれじゃあ着発線まで行けねえじゃんか、とか。

博総あんな公園みたいに木多くないし。

(博総の名誉のために加えておくと、増やす努力はしております(汗))

本部棟あんなにきれいなビルじゃねえし。(激ぉ

なのに、微妙なところは再現してあったり。

車体検修場横(画面左側)通路の屋根とか。

まぁ、その辺は電GO!らしいなぁ、で済むんでいいんですけどね。

そういうゲームですから、電GO!

電GO!にリアリティを求め過ぎないようにしましょうね。

まぁ、無駄にリアリティが高すぎるゲームもありますがぁ。

で、それでですね。

博多南駅から仕交検庫(車庫)まで行くのに、

最初に「CTCセンター」なるところから無線連絡が来ますが、

これについてちょっとツッコミを入れてみたいと思います。

いやだってさぁ。

ツッコミの入れがいがありすぎるんだもん、これ。

えーと、まずこの入庫の概要を説明しときましょうか。

博多南駅(着発1番線)から車庫(庫(くら)2番線)へ入換します。

実際もまぁ、無線連絡で入換の打ち合わせするんですが。

まず、CTCセンター。

これ、東京にあるのとは違います。

車両所は車両所で自前の「信号扱い所」があります。

連絡はここから来ます。

内容を実際そのまんま書くのはマズイので、

多少ぼやかして書きますけど、

入換が出来る状態になったら、

まず運転士が信号扱い所の担当さん(列構なんていいますけど)を呼び出します。

すると、信号もそれに応答をしてくれます。

呼び出す言い方もゲーム中では「579A運転士さん」でしたが、

実際は列車番号で呼び出す事はありません。

理由。

通常の構内入換の場合、列車番号が付いていないことがあるのですよ。

例えば、昨日着発線に到着していて、一晩たってから庫へと入れ換える時、

列車番号はすでに昨日のものになっているので使えないでしょ?

ということで、実際は列車についているコールサイン(コールナンバー)で呼び出します。

ちなみに、信号扱い所にもコールサインが付いています。

例として車両のコールサインが「しんかんせん54321」

信号扱い所を「しんかんせんはかたしんごう」

としましょう。

実際はもっと複雑なコールナンバーになっています。

ちなみにいうと、本物のコールサインもマジでひらがな書きします。

在来線も似たようなものです。

「ざいらいせんあぼし123456」みたいな。

で、ですね。

入換が出来る状態になったら、運転士はこんな風に呼び出します。

「しんかんせんはかたしんごう、こちらはしんかんせん54321です。入換準備完了ですどうぞ」

すると、信号もそれに応答します。

「しんかんせん54321、こちらしんかんせんはかたしんごうです。入換準備完了承知しました」

続いて、進路構成をした連絡が来ます。

「着発1番線から庫2番線まで進路構成完了しました」

これを確認した上、運転士が復唱をします。

「しんかんせんはかたしんごう、こちらしんかんせん54321です。

着発1番線から庫2番線まで進路構成了解しました」

最後に、必ず挨拶をします。

「ありがとうございます。さようなら」

「はい、さようなら」

信号担当さんからもちゃんと返信が帰ってきます。

そして、入換信号機が「進行」現示であることをきちんと確認の上、

ブレーキを緩解します。

電GO!中では、入換信号機がオブジェクトとして配置してあるのに、

ちっとも使ってないもんな〜…。

なんだよ、「発車してください」って。

入換信号確認しなくていいのかYO! って。

ちなみに、構内制限は30km/hですが、速度制限の標識なんて立ってません。

んでもって、

あの中でモノホン(死語)っぽく運転するにはどうしたらいいでしょうか?

まず、起動前には必ず警笛を鳴らしましょう。

警笛を「ぷわぁーん」と鳴らしてブレーキ緩解。

ノッチも、2ノッチまでに抑えましょう。

構内は実はノッチ制限があります。

そもそも、フルノッチいれるほど加速しないので意味ありません。

構内はゆっくり落ちついて進みましょう。

各所にある架線の加圧表示器(四角い箱の中に架線の加圧を「入」「切」で表してる)を

一応確認しましょう。

庫の前まで来たら、一旦停止します。

ゲーム中で指示されてはいませんけど、オブジェクトで「一旦停止」の標識が…。

実際もそうです。標識立ってます。

この時、庫の中では列車入線の警告チャイムが「てんろんてんろん」鳴っています。

一旦停止して、ここで警笛を「ぷわぁーん」

加圧の表示器の「入」を確認。

そして、ゆっくりと起動。

庫は10km/h制限だったんだね。

ぜんぜん知らんかった。

まぁ、確かにあんなところで30km/h出す勇気ありませんが。

しつこく言いますが、実際は制限表示なんて立ってませんので。

JR福岡メンテック(身内)のピンク色の作業服を着た方々が、

すっげーリアリティを増してて後藤的にはアレなんですが。

停止位置にはきちんと止めましょう。

手前でも行きすぎてもだめです。

手前2mで止まってしまったら、

最後尾が庫の通路にはみ出します。

(後藤を含めた)いろんな人々に

「なんだぁ?」って言われますので気をつけましょう。

ちなみに停止位置が大きくずれたら、

いろんな意味で皆さん困ることになりますから気を付けましょう。

ドアがサービスデッキの無い部分になったりするので。

ひとつ気になること。

ゲーム中でオーバーランさせたら、

どこまで作りこんであるのか気になる…。

あと、

乗り心地のあのレベル表示。

博多南〜博総間なんて誰が乗ってんだよ。