どこの会社でも、
車両を管理するのに車両に番号をつけています。
JRで言えば、クモハ223−1001とかね。
そして、編成を管理するために、編成にも番号をつけています。
これは会社によって様々なのですが、
JRではだいたい、「N1」とか「T−14」という風に、
アルファベットに数字をつけていく方式。
アルファベットが編成の種類(形式、編成両数)を表して、
数字がその何番目の編成かと言うのを表します。
番号がヒトケタ代だと、ゼロを付けたり付けなかったり、
アルファベットと番号の間にハイフンを入れたりいれなかったり。
区所によって、付け方の多少の差異はあります。
私鉄に多いのが、「6102F」とか「3222F」とか言うつけ方。
大抵、基準になる車両の番号をそのまま付けているみたいですけど。
で、
JRの付け方なんですけど、アルファベット。
いったいどう言う理由で付けているか、疑問に思ったことありません?
後藤は、以前聞いたことがあるんですが、
「テキトー」
らしいです。
例えば、後藤が在来時代にいた網干なんかでは、きちんと理由があったみたいです。
223系は、アーバンネットワークの新快速を一手に担うエース的存在。
まさに、JR西日本在来線の顔。
よって、西日本(WEST)の「W」を付けたらしいです。
で、8両編成と4両編成があります。
4両編成は、8両編成の半分だから「V」。
221系は、JR西日本が1番最初に新造した車両。
8両、6両、4両の3つの編成がありました。
わかりやすく、
それぞれA、B、C。
113系には7両編成と4両編成のふたつがありました。
7両編成は「113系基本編成」と呼ばれていました。
よって、基本(KIHON)の「K」。
4両編成は「113系付属編成」だから、
付属(FUZOKU)の「F」。
あと、播但線用のH編成もあるんですが、これは知りません。
今後藤がいる新幹線なんですが、
これ、けっこう意味ありげなんです。
最初に、0系を作ったとき、「ひかり」編成と「こだま」編成にわかれました。
よって、ひかり(HIKARI)の「H」と、こだま(KODAMA)の「K」。
で、「NH」の「N」は新しい(New)の「N」で、「SK」の「K」は短い(Short)の「S」。
だと思います。
ちなみに、形式ごとに考察すると。
100系、V編成−グランドひかり用なんて言われたけど、あの大きさからして「Victory」じゃないか?
100系、G編成−カフェテリア編成。やっぱ、「Great」か「Grand」じゃなかろうか?
100系、X編成−初の2階建てつき。たぶん、「X」の持つ意味そのものかと。
300系、J編成−のぞみ用。たぶん、「Japan(日本)」の「J」だと思う。
300系、F編成−西日本の車両。「First」「Fast」か?
500系、W編成−これは、西日本の「West」で確実。
700系、C編成−これも、東海の「Central」で確実。
700系、E編成−レールスター用。たぶん、「Excellent」の「E」だと思われ。
700系、B編成−西日本の16両。「Basic」かな? 東海が「C」だから「B」という可能性も。
まぁ、いろいろと考えてみるとおもしろいものです。