2003夏 関西乗りつぶし前編
10列車連続乗車19時間耐久&AJF2003夏の陣ライブ


行程表
 今回も、旅の主目的はスパロボのライブでして、そのついでに乗りつぶしをすることにしました。今回は夏休み期間中なので、18きっぷを使うことに決定。しかも、未乗路線を一気に攻めるために、朝早くのムーンライト九州で行くことに決定。
8月23日
 都合よく6時間勤務となったので、16時前にさっさと退社。16時半に寮へと帰ってきて、洗濯物を片付けて30分ほど仮眠。19時前にさっと風呂に入ってから、着替えを済まして出発。最寄の笹原駅へと向かう。が、この日は春日であんどん祭がある日。浴衣を着た人とかが、えらくいっぱい駅にいる。

 とりあえず笹原駅に18きっぷで入場。下りホームにはかなり人がいる。列車も大幅に遅れている模様。本当は19時32分に乗るつもりで来たんだけど、どうも19時09分発の列車も着いていない模様。本来は20時過ぎの列車のつもりだったけど、…早く出てよかった。
 結局、19時39分ごろに19時09分発3514M列車が到着。しかし、最早何列車かよくわからん。
 竹下駅で、これから乗るムーンライト九州の編成を眺め、博多駅へ到着。とりあえずいったん出場して、関連会社経営のラーメン屋でメシにして、売店で買出しなどを行う。

 ムーンライト九州、20時53分発。久しぶりの夜行列車。たぶん、中1のときに東京から米子まで出雲を使って以来だと思う。いったん回送列車をやり過ごしてから、20時45分すぎにED76に引かれた列車が入線。9232列車、ML九州京都行き。


 写真を撮りつつ、編成を眺めてみる。牽引機はJR九州大分所属のED76。客車はおなじみの西日本シュプール編成。ちなみに、京都所所属だった。1号車には展望ラウンジがついていて、予想通りすでに占領済み。空いているようなら見に行ってみようかと思ったけど、やめた。編成全体は若干くたびれ気味の色あせ。窓の汚れもこれはもう取れないんだろーな…。鮮やかな塗装にすると、色あせが激しいことになるのですよ…。
 とりあえず自分の席に落ち着くものの、けっこう混んでる…。席は一番端っこ。スキー置き場の壁を足に寝ることになるみたい。隣には女性で、真ん中の肘掛がないから気を使う…。しかも眠れねーっつーの。発車は機関車牽引らしい発車の振動。
 厚狭のあたりまで起きてて、それから寝ようとしてもなかなか眠れず。うとうとしながら、徳山付近、広島付近、尾道付近、岡山付近で目を覚まし、結局ろくに眠れずに寝不足のまま加古川へと到着しますた。

8月24日

「……ねみーよ」
 相生手前あたりで目が覚め、なつかしの網干総合車両所を眺めながら姫路を過ぎ、上下線とも高架化となった加古川到着。もう、ムーンライトはつかわねえ。せめて、寝台を付けてくれ…。もしくは、シートピッチを上げるとか、もうちょっと何とかして欲しい…。今度大阪行くときは、素直に寝台特急使うことにします。もしくは新幹線。そっちの方がよっぽどラク。
 天気もそんなに良くなさそうだが…。いったん出場して、近くのコンビニで朝食を調達する。

 まだ高架化工事中とはいえ、神戸線直下の部分はほぼ完成していて、かなりきれいな駅舎。しかしながら、加古川線のホームはまだ地平にあって、おまけに旧線の部分はまだ跨線橋として残っているので、迷路のような通路を通ってホームへ。

 加古川線5時45分発1321D。加古川線色じゃなくて、姫新線色(だっけ?)のキハ47でした。後ろよりの車両が比較的すいていたので、っていうか、ほとんど乗っていなかったのでそこのボックスに陣取って西脇市へ向かう。途中、うとうとしていたので車窓は覚えちゃいねえ。厄神の検修設備(加古川鉄道部)が比較的きれいで、すでに架線柱が立っていたこと、途中から2両目は後藤しか乗ってなかったことくらいしか覚えてねえな…。

 てことで西脇市に到着。ここで乗り換えて、西脇市6時58分発2323Dに乗車。一応、体質改善車だった。ここもうとうとしてて覚えてねえなぁ…。日本へそ公園って何にもねえなぁ、とかくらいしか…。約30分ほど走って、7時30分に谷川駅へ到着。これで、加古川線は完了。

 端っこにちょこんとある加古川線ホーム。そういえば、加古川駅は今分断されてるから、網干への送り込みのときはここから出してるんだろうなぁ。
 しばらくしてやってきたのは、福知山線7時41分発、福知山行き2525M。なつかしの宮原所117系300番台。2ヶ月間宮原にいるころに、交検を打ったんだよなぁ…。懐かしいなぁ。宮原の人達元気にやってるんだろうか。

 転クロに座ったら、懐かしい部品も見つけた。シートヒンジ部の補強板。0番台、300番台の車両は折れやすいから、この補強板をつけたんだよな。これも、宮原にいるときにやった作業だし。懐かしいなぁ。

 40分ほど走って福知山駅へ到着。ここも高架化工事が進行中。最近、高架化工事が多いなぁ…。んで、いたのはあの113系3800番台。片方はこんな普通の113系顔ですが、もう片方の先頭車化側は。

 なにもそこまで切り詰めなくてもいいだろう、っていう顔。さすがにこれはヤバイと思ったのか、伯備線では103系顔になりましたが。103系以外の何か、with115系。どうでもいいけど、舞鶴線電化用の115系平面顔がありましたが(登場当時はあれもどうかと思ったけど、これと比べればはるかにマシ)、あの両端にクハをくっつけて全車に運転台がある4両編成(要するに、クハ−クモハ−クモハ−クハ)を宮原にいるときに見たことがある。宮原所内でネタになってましたが。教材で使ったし。

 ちなみに、125系もいた。これはいい車だよ。意外と、いろんなところに普及するんじゃないかと思うけど。223-2000の筐体使って製作してるから、2両編成とかも作れるだろうし。

 さて、ここでワープをかまします。後ろの行程をつなげるためにタンゴエクスプローラーで篠山口まで飛ぶのですが(大阪まで飛んでも15分しか違わん)、福知山駅では同一ホームで特急同士が接続を取るという、なかなか面白いことをしています。でも、こうすることで、実質的な列車本数は増えるんだよね。なお、タンゴエクスプローラーは、実際は「エクスプローラー」で登録されてるみたいで、電光表示も窓口発券もそれで出てきた(タンゴエクスプローラーじゃ、MARSに出てこなかった)。
 てことで、タンゴエクスプローラー2号3082Dに乗車して一路篠山口へと向かいます。

 沿線の田んぼを見てみたんだけど、ちゃんと穂がついてるから、テレビで言うほど悪くなさそうなんだけどなぁ…。乗り心地は、なかなかいい。ハイデッカーで眺めもいいし、開放感もある。加速もディーゼルとしてはなかなかいい。

 40分ほどで篠山口到着。このまま、大阪まで乗っても良かったわ。そしたら、メシの時間くらいは取れたんだけどなぁ。ここからアーバン地区に入って、線区名も「JR宝塚線」となって駅名表もカナリアイエローに。車両でカナリアイエローは消滅しておりますが。宮原の103系自体が消滅の危機にあるけど。
 ここからJR宝塚線快速2740M、207系7連で大阪へと向かいます。ホントは221の丹波路快速あたりが良かったんだけど。三田までは各駅に停車して、ちょこちょこと乗客を集める。新三田でどっと乗車してきて、やっぱこのあたりは宅地化が進んでるんだなぁ、と感じたり。大阪まで1時間でも、207ロングシートは意外と苦痛ではなかった。

 大阪到着。ここも久しぶりだなぁ…。実は、この段階ですでにへろって来てて、行程中断しようかなぁ、と思ったんだけど、どっちにしろ和歌山線の耐久レースはせなならんので、続行。トイレを済ませて、うどんでも食いてえなぁ、などと思いながら環状線ホームへ。10時44分大阪発の、大和路快速2740Kに乗車のつもりで環状線ホームを先頭へ向かってのっそのっそ歩いていたら。
「……」
 鉄馬さんに奇襲攻撃受けました。天理まで同行してくれるとのことで、差し入れもいただきました。ちゅうことで、いろいろと談義しながら奈良まで向かう。

 奈良到着。さぁ、ここから本日のメインイベントそにょ1。桜井線・和歌山線105系3時間耐久レースです。てことで、3時間のお相手をしてくれるのはこちら。

 105系。11時38分発、桜井線543T。すいませんすいません。オーシャンカラーでもいいんで、117系を…。とはいえ、腹を決めていざ出発。
 同行いただいた鉄馬さんは、天理で離脱となりました。どうもありがとうございました。さて、あとは延々とロングシート一人旅。この単調な時間に後藤は耐えられるのでしょうかっ!
 高田に到着して「向かいの区間快速に乗れば難波に戻れるんだよなぁ…」と思う。さ、ここからがメインですね。鈴鹿8耐ならぬ、和歌山線3耐。列番も457Tへと変わり、方向も変わって和歌山線を走り出す。ロングだからうたた寝も出来ないという…。
 吉野口では近鉄を見かける。「これに乗ったら阿部野橋まで行けるんだよなー…」と思う。北宇智は「んー? こんなところにスイッチバックかー?」と思ったけど、意外と高低差があった。でも、将来的にどうするつもりなんだろか。…金がないだけか?
 橋本まで2時間。あー、あと1時間か…。南海を見て「これに乗っても難波まで先に行けるんだよなー…」と思う。何回目だっけ、似たようなこと考えたの…。ここを出ると、和歌山まで逃れる術はなし。腹を決めて乗車し続ける。
 と、ここで右斜め向かいに親子3人連れが。以下、倫理規定対策のため文字サイズを一段階小さくして説明しますが。親子連れ、子供が小6くらいのお姉ちゃんと小4かそれくらいの男の子で、お姉ちゃんの方がですね(さらに一段階小さく)、きゃわゆいふとももを後藤の斜め前から見せてですね。後藤を誘惑するわけですよ(←違う)。
 悶々悶々悶々悶々悶々悶々。
 延々と粉河まで後藤を誘惑し続ける(違う)。そこ親子連れの前のロングには、他の人が座ってたんだけど、もし誰もいなかったら、絶対に、100%確実にその子の前に移動してたな、後藤。懸けてもいい。罠でもいい。地雷でもいいから後藤は移動したかったYO!
 斜め前でチラリズム状態だから、そりゃもおものすごーく悶々と、悶絶させられるわけですよ。まぁいいや。きゃわゆいふとももでも、ええもんみさせてもらった。
←んな感じだった。
「ところで、お前。その間、車窓とか覚えてるか?」
 ぜんぜん覚えてねえ。きゃわゆいふとももに気ぃ取られっ放しだった。
 えー、さて、ようやく和歌山駅が近づいてきて、この3時間耐久も終了。新和歌山車両センターを見ながら電車はカーブを描き、和歌山駅へ到着。さて、マジで時間がないのでさっさと難波へ戻ります。

 14時39分発紀州路快速4552H。ホントは座りたかったんだけど、大方席が埋まっていたので先頭でかぶりつき。日根野で後ろに関空快速を連結して、列番も4152Mへ。途中、眠くて落ちそうになった。っていうか、落ちかけて足ガクンやった。恥ずかしかった…。
(−− )ぼー。
ひゅうぃうぃうぃうぃうぃー♪
(−− )……。
くおぉーん♪
(゚д゚;!!)ガクン!
ひゅうぃうぃーん♪
(゚д゚;;;)三(;;;゚д゚)!!!
 三国ヶ丘手前あたりの話。
 阪和線の高架化も、そこそこ出来てる感じだった。天王寺で大和路線の1419Tに乗り換えて、JR難波へ到着。これにて、長かった19時間の旅程も終了。
 このあと、荷物をコインロッカーへ収めて、なんばHatchへライブへと向かいました。


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・おまけ

 一応、なんばHatchでの楽曲を乗せておきますが、東京で行われたものとまったく違うので、東京のは参考程度にしかならず、後藤のうろ覚えで後藤の知らない曲なんかもあって非常にテキトーです。影山ヒロノブと山本正之があと一曲歌ってるはずなんだけど思い出せない。なお、順番を覚えてないので、歌手順に並べました。実はアンコールの曲がなんだったかいまだに思い出せん…。
2003/10/02→調べてたら判明しました。

ANIME JAPAN FES 2003“大阪夏の陣”
出演者:水木一郎、堀江美都子、串田アキラ、山本正之、MoJo、宮内タカユキ、佐藤健太、影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし

歌手 曲名 作品名
水木一郎 グランプリの鷹 アローエンブレム グランプリの鷹
侍ジャイアンツ 侍ジャイアンツ
セイリング 未来へ サブマリン スーパー99
キャプテンハーロック 宇宙海賊キャプテンハーロック
影山ヒロノブ 聖闘士神話〜ソルジャードリーム〜 聖闘士聖矢
WE GOTTA POWER ドラゴンボールZ
堀江美都子 悲しみは天に還して サブマリン スーパー99
恋は突然 愛してナイト
ラ・セーヌの星 ラ・セーヌの星
おもかげ星 ヤマトよ永遠に
串田アキラ 太陽戦隊サンバルカン 太陽戦隊サンバルカン
We are the ONE 〜僕らはひとつ〜 爆竜戦隊アバレンジャー
キン肉マン GoFight! キン肉マン
MoJo 科学戦隊ダイナマン 科学戦隊ダイナマン
星雲仮面マシンマン 星雲仮面マシンマン
佐藤健太 高速戦隊ターボレンジャー 高速戦隊ターボレンジャー
恐竜戦隊ジュウレンジャー 恐竜戦隊ジュウレンジャー
宮内タカユキ 超電子バイオマン 超電子バイオマン
仮面ライダーBLACK RX 仮面ライダーBLACK RX
きただにひろし ウィーアー! ONE PIECE
果てなき希望 仮面ライダー龍騎
遠藤正明 勇者王誕生! 勇者王ガオガイガー
爆竜戦隊アバレンジャー 爆竜戦隊アバレンジャー
山本正之 嗚呼!逆転王 タイムボカン 逆転イッパツマン
青春ラジメニアのテーマ 青春ラジメニア(AM神戸)
アステロイド・ブルース(アカペラ) 銀河烈風バクシンガー
ヤッターマンの歌 タイムボカン ヤッターマン
アコースティック
コーナー
パルナスの歌 パルナス製菓CM
みなしごハッチ 昆虫物語みなしごハッチ
アンコール Dear Friend 水木一郎・堀江美都子デュエットアルバム収録曲
ルパン三世のテーマ ルパン三世

・関連
バースデーソング音楽出版
ANIME JAPAN FES

 ライブそのものは、非常に盛り上がりました。特に、「勇者王誕生!」と「We are the ONE」は開場がものすごいヒートアップ。どっちも、ライブ向けの曲だなぁと深く感じました。個人的には、太陽戦隊サンバルカンと超電子バイオマンが生で聞けたことが一番うれしかった。東京はもっといろいろ流れたみたいだけど、…行きたかった…。山本正之は、3曲目のアステロイド・ブルースを「東京では2曲目で弦が切れてアカペラでやったから、大阪でもそうしよう」と言ってアカペラでやってくれました。すげー。佐藤健太の場馴れしてない感じもなかなか良かった。これを気に、もっと歌手活動をして欲しいな。
 なお、冬のAJFライブも行くことにしてるので。

 ライブ終了後、なんばウォークのトンカツ屋で飯にしてホテルへと向かいました。大阪の飯はやっぱりリーズナブルだよ。ご飯大盛もホントに大盛だったし。あと、生ビールがうまかった。