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博多〜中津、大分、佐伯
883系、885系
16往復
折尾、黒崎、小倉、行橋、中津、別府
平成8年3月の大分道全面開通に対抗するため、日豊本線小倉−大分の高速化事業と一緒に進められ生まれたのが、このソニック(883系)である。
平成7年4月20日、ソニックにちりんとしてデビュー。これに当てられた883系は、VVVFインバータ搭載、交流電車初の制御付き振り子車両で、当初は1車両当たりの単価が高いなどを理由に反対の意見もあったが、導入に踏み切った。これにより、運転速度は120km/hから130km/hに引き上げられ、曲線通過速度も従来の10〜30km/hも向上した。その結果、博多−大分間を従来よりも21分短い2:09で結んだ。
その後も増備、増発されていき、平成9年3月には「ソニックにちりん」から「ソニック」に名称変更された。現在では、ソニックにちりん登場当初よりもさらに時間が短縮し、最速1:59で博多−大分間を結んでいる。
車両883系は8編成あり、基本的にメタリックブルーに側面がシルバーという塗装だが、車両の顔(正面)は各編成毎に特徴を持っている。ごくノーマルな第1、2編成。鼻が特徴の第3編成。バックミラー等一部が赤の第4、5編成。顔がシルバーの第6編成。今度は顔が黄色の第7編成。そして顔が濃青の第8編成となっている。車内は「ワンダーランドエクスプレス」の名前が示すとおり、他の列車にはない派手な内装になっており、あの変わったヘッドレストは有名であろう。
このソニック、最近ではPS版電車でGO!2(タイトー)にも登場し、話題をよんだ。
なお、2000年3月11日改正で485系使用列車はなくなり、変わりに一部列車に783系、かもめ用885系の間合運用列車が入った。
2001年3月改正で885系増備により783系使用列車が無くなった。
写真・文章提供:K.Sさん
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更新:2001年7月