赤い隕石号をいぢるその2 ヘッドライトバルブ編

 暗い暗いと言われる、スイフトスポーツのヘッドライト。確かに暗くて、夜道の特に街頭の無い様な山間部なんかを走るときはけっこう辛い。ハイビームにすれば多少はマシなんだけど、ロービームだとほとんど見えないし。
 ってことで、前々からバルブ交換をしようかなーと思っていたのですが、今回ようやく行うことにしました。いやさ、HIDは理想だけど、けっこう高いしね、あれ。

 数ある製品の中からチョイスしたのはこれ。

 PIAAのエクストリームホワイト。4150Kの、まぁそこそこかなって感じのやつです。何でこいつかいうたら、オートバックスで特価品だったから。1000円高で4300Kのやつもあったけど、値段の割りにそれほど明るさが変わらない様な気がしたので、こいつにしました。
 バルブ交換なんて基本ではあるんですが、一応手順を。てか、バルブ交換やるの初めてなの。だいたいにして、初めての愛車だしさ。ほかの車も、似た様な手順で出来ると思うんですけどどうなんですか。

 ヘッドライトの裏側を覗くと、こんな丸い形をした太鼓のような物体があります。真ん中にプラグの入ってるやつです。こいつが、ヘッドライトの差込口です。真ん中のプラグがバルブの脚に接続されていて、その周りにある丸いのはバルブを保護するようなものです。ってことで、こいつらを外します。
 真ん中のプラグの両端をもってちょっと力を入れて引っ張れば、プラグがスコンと外れます。

 こんな感じ。
 続いてカバーを外します。丸いやつはゴム製なので、割とフニャフニャと変形します。「TOP」と書いてある下にある「つば」を持って、くいっと引っ張れば外れます。

 こんな感じです。これで、バルブの脚の方が見えました。
 バルブの姿は見えるのですが、これではまだバルブは外れません。もう一段階あるのです。
 バルブは、針金を曲げたようなもので固定されています。こいつを外せば、バルブは完全に外すことが出来ます。

 画像の矢印のところを指でつかみ、ちょっと力を入れて中心に向かって動かします。すると、反対側を支点として針金を動かせます。これで、バルブが完全に自由になりました。あとは、バルブのケツの方を持ってバルブを変えれば完了です。バルブを持つときは、絶対に素手でバルブのガラス部分を持たないように。出来ることなら、手袋をしてる時も触らない方がいいです。バルブの寿命が縮まるどころか、使い物にならなくなることもありますから。
 バルブを交換したら、あとはさっきと逆の手順で元に戻していきます。針金を戻した時は、バルブの脚を軽く触ってしっかりと固定されていることを確認してください。固定されていたら、丸いカバーを付けます。上下があるので、「TOP」と書いてあるほうを上にしてください。はめた時も、軽く叩いてしっかりと入れてください。そして、プラグをしっかりと差し込めば作業終了です。
 点灯する事を確認しましょう。

・交換前(Before)


・交換後(After)

 こう見ると、けっこう白くなっていることと、純正のバルブがいかに暗かったかってのがわかるよね。

 スモールランプ(ポジションランプ)もすでに白色LEDに変えてあったので、こんな感じに。


・ポジションランプの取り替え方法
 ついでと言っては何ですが、スモールランプ(ポジションランプ)の取り替え方法も記しておきましょう。
 こいつはヘッドライトよりもさらに端っこの奥まったところ、非常に見え難い位置にあるので、外からスモールランプの位置を確認して、その辺に手を突っ込んでみましょう。

 この矢印のプラグがスモールランプのプラグです。この画像左下にヘッドライトの裏側があります。この状態、プラグがつながった状態のまま指でつかんで、プラグを反時計回りに回します。軽い手ごたえとともに45度ほど回って、外せます。

 こんな感じで。先に突き刺さってるランプはそのまま引っこ抜けます。LEDランプをつけるときはプラスマイナスがあるので、表記がないときは付けてから必ず点灯して確認しましょう。


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