在来線から新幹線へ


本当は鉄道車両のしくみにでも書こうかなと思っていましたが、

小話の方があってると思ったのでこっちにしました。

まぁ、皆さん知っていると思いますが、

後藤は2002年4月1日で博多へと異動しました。

博多では、

今までいた網干とはまったく違ったものを見ています。

網干は新快速と言うアーバンネットワークのエースがいましたが、

要は在来線。

しかし博多は新幹線です。

ちょうど入社2年目で、はっきり言って別のものを見る事になりました。

こんな事言ったらちょっと悪いのですが、

今回の異動は、

はっきり言ってかなり複雑な気分でした。

ちょうど在来線電車が面白くなってきて、

まさにこれからって感じでした。

新幹線に行くかもしれないという話は、

2001年末頃から聞いていました。

「上の方でそういう話があるらしい」

という断片にもほどがある感じでした。

年が明けてもちょっとそういう噂がありましたが、

基本的には網干に残るという方が強かったです。

ところが、

2月末になってから噂どころでは無くなってきました。

上司や周りの人の言い方からして、

これは本気だと感じました。

「マジで博多にいくことになるかもしれん」

噂がとてもじゃないけど噂に聞こえない3月上旬。

そんでもって、3月下旬、

正式に辞令が出ました。

というわけで現在博多にいます。

複雑でしたが、

結局の所よかったのではないかなと思います。

ただ、

一緒に移動した同期の一人は、

最後まで異動を信じていませんでした。

彼には、大切な彼氏仲の良い同期や先輩がたくさんいたので、

すごく寂しそうでした。

まぁ、会社と言う所ですから…。

最後は割り切って、今はがんばっていますが。

後藤としては、新幹線が見れるとは思ってもいませんでした。

いやホントに。

新幹線とは無縁だと思っていましたから。

はっきり言って、すごくラッキーだったと思います。

だって、

「何の仕事してるんですか?」

って聞かれて、

「電車の整備士やってます」

と、

「新幹線の整備士やってます」

じゃ全然印象が違います。

違いますよね?

べつに在来線を見ている諸先輩方や同僚を下しているのではありません。

実際の所、上司も「おまえは新幹線の方がいい」と言ってくれました。

社交辞令じゃないですよね? ね?

実際問題、新幹線は面白いです。

「在来線とどっちが面白い?」と聞かれたら、

ものすごっく悩んでしまいますが…。

というわけで、

今フツーに新幹線触っていますが、なにか?