エロ


神様はえらいと思います。

いや、なんでって。生殖行為を「気持ちのいいこと」として与えてるわけですから。

まぁしかし、考えてみりゃ、

生殖行為が「気持ちよくないもの」というものであるならば、

とっくに生物は絶滅してしまってますわな。

動物の「自分の子孫を残す」という本能を発動させたとしても、

「それ」が気持ちよくないものだったら、

本能を理性で押さえつけることの出来る人間は、やらんことなってしまうわな。

そういうわけで、神様に感謝なわけです。

……あ、待てよ。

気持ちいいっつーても、最初は痛い、よなぁ…。

よく言うじゃん、最初は痛いって。

後藤? 後藤は性別が違いますから、そんなこと知りません。

今度機会があったら聞いてみます。

読者の方も、よければ聞いてください。

無茶苦茶言うとるな、後藤。

まぁしかし、だんだん気持ちよくなってくるそうです。

経験を重ねるうちに。

いや、気持ちよくないこともあるか。場合によっては。

そういう場合を考えりゃ、男ってセコイよなぁ。

痛いことって少ないじゃん。

気持ちよくないこと、はあるだろうけど。

うーん。

とはいえ、

やはり生物とはエロあってナンボのものですな。

じゃなきゃ、子孫を残せませんから。

「えっちなのはいけないとおもいます」

なんて、まほろさんに言われてる場合じゃないんですよ。

世界の人口が増加傾向とはいえ、

日本は高齢化時代です。

子供がいないんです。

日本人は

「えっちじゃなきゃいけないとおもいます」

なのですよ。

……あぁ、言われなくてもわかってるか。

エロ業界が一大産業として日本では確立されてるんだし。

それに、子作りとえっちはもはや別のお話だし。

やってることはだいたい一緒ですが。

例えるならば、一枚違うだけですな、一枚。

その一枚が、命取り。

命取りじゃねえか。何? 命作りか?

あ、ひとによっては命取り。あらゆる意味で。

ほんの一枚怠っただけで、結果がこんなにも違うとは。

だからエロは怖い。

とはいえ、エロは偉大です。

つまり、

年柄年中発情している我々は、

生物として正しい形なのです。

……なんか、言ってる事違うような気もするが。

そんなわけで、

エロくなきゃ人間やってられません。