CCさくらに手を染めた日


某小説サイト(どういう小説かは想像に任せます)で、

CCさくらのキャラクターだけ2次小説があった。

キャラをそのまま使って内容は全く違うってやつね。

ちなみにいうと、さくらしか出てきませんでしたが。

あ、ケロちゃんらしき表現も微妙にあったような気がする。

当時、後藤は全くアニメを見ない人間だった。

「CCさくらってなんや?」

とネットで調べた。

中身もだいたいわかってきた。

「カードキャプターさくら、略してCCさくらか」

CCさくら。良い響きだ。(ぉ

そして、コミックの市場調査を行った。

どこに売ってるか。なるべく揃ってる所を探した。

1999年9月。

当時まだこづかいに余裕のあった後藤は、

5000円を財布に忍ばせて、

中区は金座街にある広文館金座街店へと足を向けた。

なんで金座街かは、まぁいきつけのゲーセンが近くにあるからで…。

捜索開始。発見。レジの前。

(ぉ

1巻から7巻までと9巻があった。

値段を見る。許容範囲内だ。

しばらく付近をうろうろ。

「うーん。タイミングが…」

15歳で平気でE本を買うような後藤が久しぶりに緊張。

14歳の時初めてE本を「フジの本屋」で買ったとき以来だったなぁ。

当時、後藤はなりたての17歳。

決心して、CCさくら7巻までを手に取りレジへ差し出す。

店員、平常心になんかアレなのが見え隠れする様な気がした。

無事、購入完了。

これがきっかけで、後藤はアニメの世界へと足を踏み出す。

この事件は、「後藤、CCさくらコミックを7巻まで一気に購入事件」として、

後世に受け継がれて行くのである。(ぉ

さくらたん、ハァハァ(;´Д`)(ぉぃ