電車もどぉ?
プラレール新幹線700系B編成

SGDK広島大州製作所


 あー。久しぶりにこのコンテンツ書くなぁ。(ぉ
 2005年も押し迫ろうかという頃。ふと、家族が増えつつある某氏にプレゼントを贈ろうと思った。てことで、某氏へのプレゼントを何にしようかなーと思う。そいや、こないだプラレールを買ったと言ってたなぁ。ってことは、プラレールがいいっしょ。ってことで、贈り物はプラレールに決定。(実際はそれ以外にも大物小物、いろいろ送ったんですけどね)
 でも、単にその辺のおもちゃ屋で売ってるものをそのまま送るのもアレなので、やっぱりフツーに売ってない仕様にするのがいいだろうと。
 てことで、自社の宣伝と自分とこの宣伝と自分が好きいうのと割と注目されることが多いってことで、プラレールの新幹線700系をB編成仕様に改造することと決定。すでにB編成っぽく出来るがあるみたいだけど、セットで売ってるものにステッカーが入ってるだけみたいで、あれはボディが旧タイプみたいだったので。。
 てことで、早速現物を買いにいったのでした。

・改造箇所
 まずは全体を眺めて、改造するところを確認。基本的にC編成を基本に作ってあるので、B編成とは若干の違いがあり。まぁ、本体そのものの造形も割としっかり出来てるし、基本的に「プラレール」なので、細かいところにはたくさんダウトがあるしね。出来る範囲で、これをB編成仕様に直す。

 まず目立つ&一番の大物がパンタカバー。これ、旧ボディから新ボディに変わった時にここの造形を大きく変えたみたい。
 パンタカバーとパンタからの音を遮断する二面側壁が、B編成はすべて白く塗られてるのよね。ちなみに、このプラレールの配色も実はダウトで、C編成は二面側壁だけがグレーで、パンタカバーはB編成と同じく白なのよね。たぶん、工程上の問題で一緒になったのかもしれんけど。
 てことで、ここを白くします。方法としては白塗料でガーッと塗ってしまうのが早かったんだけど、一応子供向けであるし、後藤がいつも使ってるミスターカラーがその辺クリアしてるのかどうかわからなかったので、これはボツ。
 結局、シンナーで根気よく色を落とすことに。

 シンナーで根気よく落としたあと。なんか、B編成っぽいな。二面側壁はグレーがしっかり塗ってあって、正直なかなか落ちなかった。パンタ周りはけっこう複雑に作ってある(割とよく出来てる。ダウトはあるけどね)ので、そのままに。モールドに残ったのは、まぁ、墨入れのいいアクセントとして。隅のほうに残ったのは、ガンダムカラーの白でちょいちょいと消すことに。ほんの少量なら、大丈夫かな。
 あとは、シンナーが残っていないようにウェットティッシュで拭き拭き。
 ここ眺めてるうちに、車両検修社員(てか毎度毎度ここを見てる人)としてなんとなくこだわってみたくなったので、ちょいちょいと小細工。

 パンタのホーンを黄色く塗ってみました。実車も、ここは黄色いからね。ちなみに、パンタのスリ板はこのプラレールのように2つに割れてなく、一枚モノです。あしからず。
 さて、次。

 行先表示と座席指定表示が真っ白。C編成は、行先表示は幕だし、座席指定は液晶なのでこれでいいのかもしれんけど(それでも、行先表示幕が真っ白になることってあったかなぁ?)、B編成はどちらもLED。
 でも、細々としたのを書くのも大変なので。

 黒マジックで黒くきゅきゅっと塗る。これだけでも、けっこう質感的にB編成っぽくなるかな?
 ちなみに、行先表示と座席指定の「角」の部分、B編成とC編成で「角のR(半径)」が違って、B編成の方がRが小さい(角が立ってる)のです(参考)。プラレールは、後藤が見る限りではB編成に近いRが取ってあると思うのですが。
 さて、次は。
 B編成といったらこれが一番重要だろう、ってくらいのコレ。

「JR700」のステッカーを両先頭車に貼り付けます。ちなみにこのステッカー、一応自作。駅で撮ったデジカメの画像を元に編集して、複数の大きさに分けてシールとして印刷します。

 大きいのから小さいのまで、こんな感じに。で、実際の車両と比べて、どれが一番バランスにあってるかを勘案しながら、デザインナイフできゅきゅきゅっと切り取って貼り付けます。ただ、サイズを小さくすると解像度とかの問題でどうしてもカクカクになってしまうのが残念なところ。
 一応、ホンモノから起こしたやつだからホンモノとほぼ同じなんだけど、車体の曲面も入ってるから、ちょっとゆがんでるのよね。「ゆがんでるのでもいいぜ!」って方は、大きいやつを置いておきますので、よければ適当に使ってください。
・700系B編成「JR700」ロゴ

 さて、ここまで出来たら完成。

 やっぱし、工作をするとおもしろいね。人に送ることを名目に工作したような気もするけど。
 ってことで、ちょっと手を加えるだけでホンモノっぽい雰囲気を漂わせたりすることもあるので、ご参考程度に。


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