川崎T−4中等練習機製作記


2月5日


 コクピット完成。今回は人は乗せません。座席ヘッドの赤い部分は赤とフラットベースの割合が6:4になっていますが、用はつや消しになればいいので目分量でいいでしょう。私は、フラットベースを筆ですくって、塗料皿に載せたあと、筆を洗ってから赤をすくって塗料皿の上で混ぜました。

 機体を組みたてたときに垂直尾翼前方のピトー管の部分(赤の矢印の所)にすこし隙間が開いていたので、パテで埋めて成型しておきました。

 機体の組みたて完了です。けっこうあっという間に形になってしまいます。エアインテークの部分は隠れてしまうので、内側はあらかじめ塗装しておく必要があります。
 パーティングラインもきれいに削っておいたら、美しくしあがります。特に主翼前縁のパーティングラインはサンドペーパーの300番と1500番があれば簡単に削れます。

2月6日


 このT−4のキットのキャノピーにはパーティングラインがなかった(珍しい)のでそのままマスキングゾルを「ブ厚く」塗りました。分厚く塗ったほうが、カットする時に肩がこらずに楽です。でも、分厚く塗りすぎると逆にラインが見えなくなるので気をつけましょう。乾いたら(分厚く塗ったので一晩かかった)よく切れるカッター(デザインナイフがオススメ)できれいに切りとって、機体色(308番グレー)を塗ります。

 脚に塗装を施して組みたてます。取りつけるのは、全体の塗装が完了してからです。

 サーフェイサー塗装に備えてマスキングを施します。コクピット、インテーク、脚室なども忘れずに閉じておきましょう。


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