2004年GW 関西乗りつぶし後編
なんば起点変形8の字乗りつぶし


5月5日
 ロリの日であるわけですが、今日はちょっと予定が変更になりました。というのも、夕方に人と合うことになったため、昨晩行程を改めて見直し、2つのセクションに分かれていた行程をひとつにまとめ、変形8の字を描くような行程となりました。
 てことで、予定を合わすために朝もはよから出発!
 行程表よりもほぼ1時間繰上げで出発。7時過ぎの地下鉄御堂筋線に乗車。なんばから一路南へ。

 ふと思ったんだけどさ、このテールレンズって、指でぐいっと引っ張ったら外れそうだよね。いや、なんとなく。
 地下区間なのでなんとも言えず。真っ暗なトンネルを延々と進んで、終点のなかもずに到着。

 地下の駅から上がると、目の前に南海/泉北高速の駅舎。一応通路に屋根はかかっているので、雨が降っても大丈夫にはなってます。
 ところで、ホームに下りて気がついたんですが。

 ベンチが枕木方向を向いてるのって、なんか違和感。普通は、レール方向に向けてベンチを置くもんなぁ。
 で、やってきた7000系に乗車。トンネルを抜けてなかなか速いスピードで線形のよい路盤を突っ走る。高架上を進んで、深井の先で地平に降りる。地平に降りるとはいっても、線路を中心に道路の上下線が挟む方式で、ニュータウン鉄道でよく見られる方式。北総開発鉄道とかも同じ方式ですな。踏切がないから、状態のいい線路を快走できるし、スピードも出せるので、確かに高速鉄道。
 和泉中央も非常に広々とした駅で、掘割の中に橋上駅舎を設けた形。これも、ニュータウン鉄道ではよくある方式かな。線路もさらに南方へ伸ばせるような感じにはなってるけど、この先何か計画とかあるんかね? どうでもいいけど、チャイムが空港のチャイムのようだ。
 さて、いったん出場したあとに再び駅ホームへ降りて、中百舌鳥へ折り返します。で、やってきたのがこいつ。

 松本零士がデザインした顔電車。そいや、近鉄にも合ったよね、松本零士デザインの似たようなのが。
 やってきた路線をそのまま戻り中百舌鳥に戻ったところで、今度は河内長野へ。河内長野で今度は近鉄長野線に乗り換え。南海高野線も真ん中だけ乗って残っちゃうけど、高野線は特急に乗ってしまえば楽な路線だしね。また今度、ということで。

 河内長野駅は南海と近鉄がほとんど同一駅。自動改札もほぼ目の前で、けっこう乗り換えしやすい。やってきた電車に乗って、今度は古市へ向かう。長野線はけっこう乗客も多くて、このまま阿部野橋へ直通することもあるんだろうけど、けっこう便利なのかも。
 さて、道明寺で今度は近鉄道明寺線へ。この辺も、以前ヒゲオフで乗った事のある路線。南大阪線も相変わらず中途半端な形で残っておりますが、ここも支線系統をちょこまかとつぶしておけば、あとは特急で一気にいけるしな。また今度、ということで。
 ところでこの道明寺線。確かJRの柏原はスルKANが使えなかったんだよなぁ…。と、乗車後に気がつく。どしよ。いったん道明寺で出札しとけばよかったんだが…。仕方ないので、道明寺線はすでに乗りつぶしてあるのをいいことに柏原南口で下車。そこから歩いて柏原駅へ。…なんか、タイムロス。
 柏原駅でJR大和路線に乗車、今度は平野を目指す。平野で下車後、さらに地下鉄千日前線の南巽まで徒歩連絡。しかし、いいかげん朝飯食ってないし腹へってきたなぁということで、適当に飯をかっ食らう。
 腹が埋まったところで行程再開! 地下鉄南巽駅へ。

 しかし、せめてJRの平野まで延伸しといてくれんかなぁ…。いろいろ理由はあるんかも知れんけど、南巽止めにするよりも需要はあると思うんだが。
 地下鉄千日前線も、地下区間ばっかりなのでなんとも言えず。鶴橋に到着してここも乗りつぶし完了! でもこのまま乗車し続けて、阿波座まで向かう。阿波座で今度は中央線に乗り換え。中央線も妙な虫食い乗車になっていたので…。
 地下区間をずーっと進んで長田で乗務員が近鉄に交代。ここから近鉄東大阪線へと変わる。しばらくは地下から半地下のような状態で進み、荒本を出てから都市高速の下へ出る。中央線の西側と同じ光景だけど、やっぱりなんか妙な感じ。よく写真とかで出ている新石切も、やっぱり妙だった。都市部なのに架線がない。しかも複線標準軌。なんか違和感があるんだよなぁ。逆に言えば、架線柱と架線の張り巡らされたあのゴチャゴチャ感というのも、電車のいる都市の光景には必要なものかもしれないけれど。
 さて、目の前の生駒の山へと突っ込んで、長大トンネルを突き進む。なんとなく、奈良線とかと一緒っぽいなぁと思いながら、まぁ、出てくるところは奈良線と一緒だもんね…。トンネルを抜けるとそこは生駒の街でした。こっから先、京阪奈新線としてまた延伸するんだよな…。また乗りにこにゃいけんのか。

 電車は折り返しで、出た行き先がコスモスクエア。まぁなんつーか、これはこれですごい路線だなぁと思った。
 さて、次が今回の乗りつぶし対象路線最後となる、近鉄生駒線。

 まさかワンマン列車だとは思わなかった。高架を降りて住宅地を緩やかに走る。複線になったり単線になったりして、東山駅はちょっと妙な配線(JR学研都市線の同志社前と同じ)でもあるし、近鉄は出来れば複線にしたいのかなーとも感じる。でも、下っていくにつれてだんだんとのどかな雰囲気が漂う路線だった。てことで、王寺に到着。区間快速に乗ってさっさと難波へと戻り、日本橋へと向かいました。
 ……しかし、比較的短時間の間に、同じ路線を2回も通るとはおもわなんだ。(大和路線)


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