赤い隕石号をいぢるその3 i-moni編

 スイフトスポーツって、デフォルトの状態では水温計が付いていなくて、警告灯だけなワケですよ。まぁ、一般の車についてる水温計も、ほとんど目安的でしかない、てなことも聞きますけどね。まぁ、水温が気になるような走り方をする人は、ちゃんとした水温計を取り付けなさいってことなのかもしれませんが。
 そんなわけで、そこまで本格的なスポーツ走行はしないけど、割と走ったりする赤い隕石号は、ちょっと水温が気になるなーって感じもあったのです。ただ、スズキスポーツの水温計を取り付けようとしたら、かなり本格的に配線をやったり、マスターユニットを取り付けたりと、パーツ一式のお値段に加えて工賃もけっこうかかるなぁと。そしたら、やっぱり故障診断コネクタ(ISO14230)から情報を取り出すタイプがいいだろ、ってことでこいつを選びました。

 アペックス(アペクセラ)のi-moni。もうひとつ候補として、ブリッツのR-VITもあったのですが、あっちは多機能だし、スイスポじゃ表示できない機能もたくさん付いてるしね。それに、こっちの方がずいぶんと値段安いし。とりあえず、参考程度にでも水温がわかればよかったし。
 こいつも、前述の通り故障診断コネクタに差し込むだけで使えるので、非常に簡単。表示内容は、エンジン回転数、バッテリー電圧、吸気温度、水温、速度(各値最高値を記録可能)。対応メーカーが違う2種類のタイプがあって、トヨタ、日産、ホンダ、スバルに対応してるver1と、それらに加えて三菱、スズキ、ダイハツに対応してるver2があるみたい。なんか、最初に取り付けたのが、箱の製品番号はver2になってたのに、中身がver1だったっぽくて、電源は来るのに情報表示が全然されなかった。
 そんなわけで、アップガレージでこいつを購入して、早速取り付け。

 スイスポの故障診断コネクタは、センターコンソール下の裏側にあります。右画像の中央、なんだか得体の知れないコネクタがまさにそいつ。こいつに、潔く、男らしく(女性の方も、男ならこうするだろうって感じで)ザクっと差し込みます。切り欠きがあるので、逆方向には絶対入らないはず。無理矢理入れようとしても、たぶん入らないと思うのですが。

 こんな感じで。スイスポの場合は、故障診断コネクタにつないで、それを本体との線とつなげるだけで、情報が表示されます。別に付いてる、シガーソケットとのラインを接続する必要性はありません。きちんとつながった瞬間に、i-moni本体に電源がつながったことを証明するスタート画面とアラーム音が出ます。
 とりあえず、こんなところに設置。

 配線は、ステアリングの隙間を通して、裏側へ。余った線も、もともと箱に入ってたときに束ねてたのを使って、あとはコンソール裏で配線を止めるために最初から付いてるのを使って、固定。なるべく、きれいに見せるのがポイント。
 さて、使用した感じですが、まぁこんなもんかなって感じ。水温は、大体80度強から90度弱くらい。ピーク値を残してくれるので、スポーツ走行したあとに、エンジンの最大回転数とか、最高速度を見とくのにはすごく便利。なお、エンジン切ったら電源も切れますので、あしからず。


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