広島コミケ54にて


1999年11月23日

広島市西区の中小企業会館で月イチの広島コミケが開催された。

後藤が始めて行く同人系イベント。

友人と行く予定だったのだが、友人が風邪をひいたためひとり。

天気は曇り気味。雨もちょっと降ってるみたい。

商工センター方面に用事のあった親の車に便乗して会場前で下ろしてもらう。

時間は10時、開場時間は11時。

駐車場には人が4列でずらぁっと並んでる。

知り合いを見かける。9時から並んでるそうな。

とりあえず並ぶ。なにも持ってきてない。ボケっと待つ。

雨もすこし降ってきた。待つ。

開場時間。列が動く。止まる。

3回目の入場で入れた。600円払って通行証のパンフをもらう。

人人人。コスコスコス。テーブルテーブルテーブル。

圧倒。

ちょびっとカルチャーショック。

「え、え〜っと…」と言う感じでパンフを見る。

CCさくら系探す(捜す、か?)

まわる。

人ごみ人ごみ人ごみ。

もう一回圧倒。

壁際でパンフを読み返す(見返す、が正しい)

横で、コスの撮影をやってらっしゃる。

ほのぼの。(なんでやねん)

好きだなぁ、この雰囲気。

「あのぉ…」

大学生くらいの青年が話しかけてきた。初めてなようだ。

もちろん後藤も初めて。

「あのぉ、男性向きのサークルってどこにあるんですかねぇ?」

敬語で聞いてくる。後藤をイベント常連者と見たようだ。

当時の恰好、白のジャンバーに黒のショルダーバッグ。

髪型は天然のウェーブ。顔にめがね。

マンガに描かれそうな常連である(やかましい)。実際そうではない。

「(パンフを見て)この辺にしかないみたいですよ」

と、普通に答える。

実際、男性向けは2つくらいしかなかった。

なにせ600スペースだから。

この青年。E系を狙っていたのは目に見えるんだがな。

「まぁ、自分の好きなものを捜すしかないですからねぇ」

と今までの経験(30分くらい)から来る常連のような返答をする。

明らかに後藤よりも年上の青年(でも1〜2歳?)。

許せ。

青年、

あなたは後藤が常連で年上に見えたのですか?

見えたんだろうな〜。

結局後藤は1時前までいて、カレンダーと便箋を購入。

知り合いに戦果報告して帰宅。

それ以来、ハマった。

開場の雰囲気がすごく好き。

店を出したらそれはそれで楽しいと思う。

そのうちサークル参加するかもしれない。

だけど、その楽しみは就職するまでお預け。

電車、車、飛行機、ユンボが後藤のテリトリー。

あと、CCさくらとろり。

このへんが好きな人、組みましょ。(幅広いな)

コスは現場の恰好と言うことで。(ぉぃ